# bridge

## 問題文

動画 / Video:  
https://www.youtube.com/watch?v=fRMi8TXQRuo  
（無音です / No audio）

この動画で列車が通過した橋梁は、ある災害で損傷した後に架け替えられたものである。架け替えに際して、他の橋梁の構造物が流用されたことがある文献に示されている。その流用元の橋梁名を答えよ（この橋の名前ではない）。  
Flag形式: `Diver25{橋梁名}`（例: `Diver25{日本橋川橋梁}`）

The bridge that the train passed over in this video was replaced after it was damaged in one of the disasters. A document shows that structures from other bridges were diverted during the replacement.  
What is the name of the bridge from which it was diverted? (NOT the name of THIS bridge)  
Flag format: `Diver25{The name of the bridge in Japanese}` (Example: `Diver25{日本橋川橋梁}`)


## ヒント

1. The flag doesn't contain the train line name such as 山手線 (Yamanote line) / Flagに「山手線」のような路線名は含みません。
2. OCR of kanji characters is sometime tough. When you are sure about your answer but you get incorrect, you might need to use other OCR tools. / OCRでは漢字が誤認識されることがあります。もし答えに自信があるのにincorrectとなった場合、別のOCRツールを使ってみてください。
3. The word "bridge" is translated as "橋 (はし, *hashi*)", "橋梁 (きょうりょう, *kyoryo*)" or "橋りょう (きょうりょう, *kyoryo*)"  in Japanese.
4. Documents in Japanese might use [regnal year](https://en.wikipedia.org/wiki/Regnal_year#Japanese) to describe year. For example, this year (2025) is 令和7年 (Reiwa 7).

## 難易度

medium / 263 point (155 solves)

## 解法

### 撮影地の特定

車窓の映像が添付されています。冒頭に映る建物に「園芸資材　千歳農園」と書かれており、これは Google Lens による OCR でも判読可能です。この文字列で Google 検索すると、熊本県熊本市にある園芸業者がヒットします。しかし、Google 検索では市街地にある店舗しかヒットせず、動画と特徴が一致しません。

そこで、この建物はその業者の別店舗や事務所なのではないかと仮定し、熊本県を表示した状態の Google Maps で `千歳農園` を検索します。すると、熊本市内にもう 1 箇所存在する「[千歳農園](https://maps.app.goo.gl/y56HzgrV7Wpwd1Bk6)」の情報がヒットします（おそらく倉庫でしょう）。また、ストリートビューで確認すると、建物の外観が一致していることがわかります。

さらに、後半には「Naughties Dst」という看板と「コスモホール」という看板が見えます。

これらの情報より、映像の撮影地は[JR 豊肥本線](https://en.wikipedia.org/wiki/H%C5%8Dhi_Main_Line)の **東海学園前** 〜 **竜田口駅** であることが分かります。

### 橋梁名の特定

当該区間を Google Maps などを見ると、当該の橋梁が「白川」という河川を跨いでいることまではわかるのですが、橋梁の名前は記載されていません。

このような場合、橋梁名を特定するにはいくつかの方法があります。ここでは、今回使える 2 つの手法を紹介します。

1 つ目は、ストリートビューを確認することです。実は、橋梁の横にある道をストリートビューで表示すると、線路に面した側に「 **第二白川橋りょう** 」と記載されています。スクリーンショットを Google Lens に通すと断片的に OCR 可能で、`二白川橋りょう` といった文字が得られます。これを Google 検索することで **第二白川橋梁** という正式名称が確認できます。

2 つ目は、鉄道の路線名から検索する方法です。`豊肥本線　橋梁` と Google 検索すると、この路線における橋梁の情報がいくつかヒットします。そのうち、「 **第二白川橋梁** 」は東海学園前〜竜田口駅に存在していたものと外見的な特徴（赤いトラス橋）が一致します。

また、Google 検索でヒットする以下のサイトでは、緯度経度も記載されています。  
https://kanenohashi.com/index.php?act=detl&id=1022&page=0

### 橋梁に関する情報の調査

「第二白川橋梁」は熊本県を流れる[白川](<https://en.wikipedia.org/wiki/Shirakawa_River_(Kumamoto)>)に架かっていることがわかっています。白川について `熊本　白川　災害`（`Kumamoto Shirakawa disaster`）などと調べると、1953 年（昭和 28 年）の洪水で大きな被害を受けたことも分かります。

問題文では、「文献上で情報が確認できる」ということが記載されているので、オンライン上で文献を調査しましょう。  
このような場合、Google 検索のキーワードを工夫することが重要です。

日本語の文献を調査する必要があるため、元号（和暦）の表記を用いて　`"第二白川橋梁" 昭和28年` と検索します。また、「文献」が PDF ファイルになっているのではないかと仮定して `"第二白川橋梁" 昭和28年 filetype:pdf` などを試すのも良い方法でしょう。

いずれにせよ、Google 検索によって「 [**熊本県下における近代橋梁の発展史に関する研究**](https://kumadai.repo.nii.ac.jp/record/23247/files/24-0097-1.pdf) 」という文献が上位にヒットするので、この本文中を `第二白川橋梁` というワードで検索します。すると、以下のような記述が本文 29 ページに確認できます。

> 豊肥本線の竜田口駅（熊本市）付近に架かる第二白川橋梁は、それまでの橋梁が 1953（昭和 28）年の白川水害で流失したため、現在のトラス橋に架け替えられたものである（写真 - 2.10 参照）。この橋長 72m（支間長 62.4m）の単線下路式プラット・トラス橋は、1913（大正 2）年に製作された大阪城東線の澱川橋梁を転用して、1954（昭和 29）年に災害後の復旧のため架設された。

この情報より、以下の回答が Flag となります。

**Diver25{澱川橋梁}**（`Diver25{澱川橋りょう}`なども可）

ただし、PDF の OCR 精度が高くないため、 `渡川橋梁` などと誤認識されている可能性がある点に注意しなければなりません。このような場合、この部分のみスクリーンショットを撮影し、Google Lens に通すことで正しく認識されます。

なお、作問にあたり、原典である「[橋梁と基礎 1994 年 11 月号](https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000005622-d3235584)」（建設図書）を確認した上で Flag を設定しております。

## 出題意図

geoカテゴリとhistoryカテゴリの融合問題です。直接的にファクトチェックを求める問題ではありませんが、偽情報などの検証プロセスを基に作問しています。

最初の段階では、画像ではなく映像から場所を調査することを求めました。映像は画像に比べて情報量が多く、どこに着目して調査を試みるべきか絞り込むのが大変です。しかし、ソーシャルメディア上で注意を引きやすく、偽情報の拡散に用いられやすいという現状があるため、画像として切り出して検索するといった手順に慣れる必要があります。また、典型的な偽情報として「撮影場所が違う映像の使い回し」が挙げられます。たとえば「ある国で暴動が起きている」といったキャプションを付けて、他国で撮影された映像を流用するようなものです。このような偽情報を見抜くには、ジオロケーションのスキルが必要となるため、この問題に盛り込んでいます。

2段階目では、歴史に関する情報を調査することを求めました。偽情報、特に陰謀論では「多くの人は知らないが、このような歴史があった」といった"偽の歴史"が提示されることがあります。信頼性の高い史料を調査することでそのような言説を否定できる場合も多く、膨大な情報の中から適切な史料を探るスキルが必要とされます。